ブログ再開宣言から何日か経ってしまいました・・・すいません。
昨年度よりも時間が取れない状況は相変わらずでして・・。
まずは、セ・リーグのペナントレースが全日程終了しましたので、各チームの戦力の数値を見て、事実に基づいて分析してみたいと思います。
どうしてもこれだけはやっておきたいと思います。
なぜならば最近、山崎武司や権藤博や鹿島や鈴木孝政、さらには井上一樹ですら、三流中日OB達が非常におかしな谷繁竜の分析を、中スポや中日新聞やサンドラやスポスタやドラHOTなどの番組で行っていて、一体何を見てきたのか、一体どんな野球観なのか、本当に元プロ野球選手だったのか?と思わず謎が深まるトンデモ発言ばかりだったからです。

彼らはただ単に落合GMの谷繁竜を批判したいだけで、それだけが目的で、大嘘をついて罵倒しているだけです。
そんななか、現状、谷繁竜の分析を比較的にまともに行っていると思われる竜OBはブラック立浪さんだけで、腹は黒いがさすがの野球眼を持っていると思います。

さて、ペナントレース2014ですが、各チームの数値と順位はいつも見ていて不思議に思っていました。
今年のペナントレースを不思議に感じていた点があります。
まずは2014年のセントラルリーグの順位表は、
①読売 82勝61敗1分 貯金21
②阪神 75勝68敗1分 貯金7 7.0差
③広島 74勝68敗2分 貯金6 7.5差
④竜軍 67勝73敗4分 借金6 13.5差
⑤横浜 67勝75敗2分 借金8 14.5差
⑥ヤク 60勝81敗3分 借金21 21.0差
貯金2ケタは読売だけ、2位とは7ゲーム差で貯金差14、はっきりいってぶっちぎりの優勝といえます。
では、例年通りに読売は大金をかけて巨大戦力で圧倒的に勝ち進んだのかというと、そうではありませんでした。
たしかに読売の選手の総年俸は相変わらず12球団ぶっちぎりのトップのままではありますが、戦力的にはあまり大した数値ではないのです。
それなのに、読売はぶっちぎりの優勝をしました。
これが不思議に思う点です。
ではその各チームの戦力の数値を1つずつ見ていきましょう。
セ・リーグ各チーム打率
①ヤク .279
②広島 .272
③阪神 .264
④竜軍 .258
⑤読売 .257
⑥横浜 .253
セ・リーグ各チーム本塁打数
①広島 153
②読売 144
③ヤク 139
④横浜 121
⑤阪神 94
⑥竜軍 87
まず読売の優勝のイメージといえば、圧倒的なチーム打率と本塁打数です。
しかし今シーズンの読売は本塁打数は、狭い東京ドームにおいて広島に次いで2位、チーム打率はなんと5位です。
ドラゴンズのチーム打率は、読売よりも上でした。
ドラゴンズは、打率の面においては、チームの戦力としては問題なかったと思いますが、やはりブランコの抜けた穴が全く埋まっておらず、ナゴヤドームがいくら広いからとはいえ、あまりにも本塁打数が少なく、相手投手に恐怖感を与えられないという打線の脆弱さと貧弱さという、迫力不足の問題は最後まで残ってしまいました。


これもブランコをわざと追い出した坂井克彦の “ジョイナスの負の遺産” は、いまだに続いています。
セ・リーグ各チーム総得点
①ヤク 667得点
②広島 649得点
③阪神 599得点
④読売 596得点
⑤竜軍 570得点
⑥横浜 568得点
わが軍の得点が5位なのも、
「あと一人、70~100打点くらい打てる選手がいれば・・」
と思います。
それでもドラゴンズと読売のチーム得点差は26得点差しかなく、1シーズンで144試合を戦う中で、そんなに大差がありません。
セ全体のチーム総得点を見てみると、ペナントレースぶっちぎりの最下位のヤクルトがダントツの1位の得点、ペナントレースぶっちぎりの1位の読売は得点は4位と、野球とは不思議なものですが、
セ・リーグ各チーム総失点(少ない順)
①読売 552失点
②竜軍 590失点
③広島 610失点
④阪神 614失点
⑤横浜 624失点
⑥ヤク 717失点
やはり優勝するチームは失点が少なく、最下位になるチームは失点が最も多いです。
野球は守りが基本である、という落合野球を、読売は実践して優勝したのが、2014年のセのペナントレースである、ということを如実に表している数字であるといえると思います。
ここで注目すべきは、谷繁竜が失点がセ・リーグで2番目に少ないという事実です。
つまり、現在、山崎武司や鈴木孝政をはじめとする中日の三流OBらが口を揃えて、谷繁竜は守りの野球ができてないだのなんだのと悪口を言っているのは全くの大嘘で、谷繁竜自体は、
「守りの野球はそれなりに成功している」
という事実です。
ドラゴンズファンの皆さんは、この事実は忘れないようにしておきましょう。
セ・リーグ各チーム防御率
①読売 3.58
②竜軍 3.69
③横浜 3.76
④広島 3.79
⑤阪神 3.88
⑥ヤク 4.62
ドラゴンズの投手陣が崩壊したかのように言っている中日三流OB評論家モドキが多数いますが、ドラゴンズのセ・リーグの防御率は2位です。
それがなぜペナントレースの順位が4位になってしまったのか、これは谷繁監督と森繁ヘッドの反省点です。
なぜならば、
「落合監督だったら、Aクラスは間違いなかっただろうな~。」
と、どうしても思ってしまうからです。


谷繁竜はジョイナスよりはずいぶんマシになったものの、落合竜と比較して、やはり采配に差がありすぎました。
この差は、落合竜を注意深く観察していないとわからないと思われますが、中日三流OB解説モドキの人達には、落合竜の野球が、このブログ主の素人以下にしか見えていなかったとしかいいようがなく、この点が残念です。
中日OB解説者は、タニマチ人気にあぐらをかいてないで、もっと核心をついた解説をお願いしたいと思います。
素人のブログ以下の解説では困ります。
中日スポーツも、ブログから記事をパクるキャップ伊藤君をはじめ、相変わらずレベルが低く、読み応えが全く無く、それでもプロか?といつも思うほどに、買って読むたびにガッカリします。

中スポの伊藤君の記事は、本当にどうでもいいつまらない分析ばかりでうんざりします。
セ全体では、失点がそのまま防御率の順位になっていそうに見えますが、面白いのは先発投手陣が充実していた横浜の防御率が3位であるという点です。
ではなぜ横浜の失点が3位ではないのかというと、防御率は自責点で計算するので、これはエラーがらみの失点が多い、横浜の守備はチーム全体としてザルであるということが挙げられます。

中畑監督は、守りの野球を理解していない采配を振るっていることが、この数字から読み取れます。
セ・リーグ各チーム得失点差
①読売 +44
②広島 +39
③阪神 -15
④竜軍 -20
⑤ヤク -50
⑥横浜 -56
さて、得点と失点の得失点差を見てみると、だいたいペナント順位と同じですが、超攻撃的なヤクルト打線の得点が、横浜の得失点差を上回っているのが変わった点であるのと、広島の得失点差がほぼ読売と変わらないのが特徴的です。
広島が3位に終わったのは、これは巷で言われている野村監督の采配のまずさが如実に現れている数字と思われます。
なにせ、読売との得失点差はわずか5点なのですから、読売とのペナント順位は僅差の2位だったはずです。
セ・リーグ各チーム盗塁数
①読売 102
②広島 94
③横浜 76
④竜軍 75
⑤ヤク 62
⑥阪神 55
チーム盗塁数は読売がダントツで、あの広島すら上回っています。
超高速の代走を持つというのは、読売にとって強い武器となっていましたし、ドラゴンズも見習ってほしいと思います。
そういえばドラゴンズには、速度走力も走塁力も兼ね備えた、英智さんというスーパープレーヤーがいましたね。
読売はこういうところも落合野球をパクってるなー、と思って見ていました。
チーム打率5位、盗塁数が1位、失点と防御率が1位、それが読売の優勝ですが、まさにこれは2011年の落合野球を必死で真似た結果で、落合野球を模倣した読売の戦略が透けて見えてきます。
読売が3連覇を成し遂げることができたのは、読売球団の戦略室の橋上秀樹戦略コーチが、落合野球を必死に真似てきたのが、2014年に大いに開花したといえる数字群であると分析することができます。
今年度は、戦略室の存在を隠すべく橋上氏の肩書きを変えていますが、その仕事内容は全く変わっていません。
落合野球を必死でコピーしてきた橋上氏の戦略を、何の疑いも持たずそのまま鵜呑みにしてきた原辰徳の、“人任せの器”は、この箇所についてだけは、大器と評価せざるを得ません。
2009年のWBCもこの人任せの方法で優勝した原辰徳ですが、こういういい意味での鈍感さを鷹揚さを身につけた原辰徳は、今後も優秀な人材を集める読売球団の資金力と人材集積力がバックに存在し続ける事が存在する限り、さらに長期政権となって強敵であり続ける可能性は非常に高いと危惧せざるを得ません。

セ・リーグ各チーム失策数(少ない順)
①読売 71
②竜軍 75
③阪神 85
④広島 89
⑤ヤク 98
⑥横浜 116
チーム失策数を見ても、ドラゴンズの守りの野球は健在だった、と評価するべきです。
しかもこのうち、ルナが14失策、エルナンデスが11、2人合計で25失策もしています。

サードが森野、ショートが直倫くらいの、1シーズンで2~3失策くらいの選手で固められれば、ドラゴンズの今年の失策数は50台で済んだはずです。
エルナンデスのショートは最初から反対でしたが、やはり失策が多すぎました。
森繁さんはあのヤンキースの内野手のドミニカンの残像が残りすぎているようですが、ショート外人というのは金輪際やめたほうが良いと思います。
サッカーワールドカップにおいても、日本代表の武器は外人にはない俊敏さでした。
二遊間の内野守備は日本が最強だと思いますし、日本の野球で外人の二塁手と遊撃手は絶対にやめたほうがいいと思います。
体重の重い外人が、ドスドスと二遊間を守るなんて、日本のプロ野球ではありえませんし、ましてやドラゴンズの野球ではもっとありえません。
ルナはジョイナス時代の複数年契約の守りの負の遺産ですので、ファーストに専念してほしいところです。
それでもドラゴンズのチーム失策数はセ・リーグ2位の良さであり、まるで打てない守れないみたいな評価をする中日三流OBのバカバカしい観念的で感情的な評論には、賢明なドラゴンズファンの皆さんはだまされないように注意しましょう。
数字が事実です。
数字だけが事実です。
セ・リーグ各チーム捕逸数(少ない順)
①阪神 4
②読売 5
③広島 5
④ヤク 6
⑤竜軍 10
⑤横浜 10
さて、捕逸ですが、これはドラゴンズの弱点といわれている捕手力が出た形ですが、谷繁捕手の守備力低下を声高に言いまくる中日三流OBがいますが、ちなみに谷繁捕手の今シーズンの失策数は1です。
それでももうこれ以上は谷繁捕手の選手生命はもう限界で、だいぶ無理だと思います。
楽天の嶋か西武の銀次朗が獲得できれば良いのですが、報道によると坂井克彦が中日球団のプール金という落合遺産を全て使い果たしてしまったとのことで、球団にはもう金が残っていません。

そこで、ドラゴンズから毎年数十億円という莫大な球場使用料をカツアゲしている中日新聞社は、たまには球団に5億円くらいの補強資金は提供するべきでしょう。
セ・リーグ各チーム被安打数(少ない順)
①竜軍 1213
②阪神 1240
③読売 1288
④広島 1298
⑤横浜 1327
⑥ヤク 1393
セ・リーグ各チーム与四球(少ない順)
①読売 380
②広島 408
③阪神 433
④横浜 456
⑤ヤク 484
⑥竜軍 503
そして注目すべきは、上記2つの数値です。
わがドラゴンズ軍は、セ・リーグにおいて最もヒットを打たれなかったチームでした。
中日の三流OB評論家モドキ達が、ドラゴンズの投手陣が崩壊しまくったような口調で、ああでもない、こうでもないと色々とのたまっているのですが、もっとも被安打の少ないチームがドラゴンズでした。
そのドラゴンズが、なぜペナントレースにおいて4位に沈んでしまったのか、という分析をしなければなりません。
それを中日三流OBはなぜしないのか、それこそが我々素人が最も知りたい情報であるのに、誰一人、この箇所の分析を行っていません。
そして、問題なのはドラゴンズのチーム与四球がワーストであるという点です。
この問題は非常に根深いものがあるように思えてなりません。
落合監督がいない中、谷繁捕手は投手を恫喝し、さらにデニーコーチが投手をさらに恫喝しているような気がします。

ここで萎縮した投手陣が、四球に逃げているような感じがします。
落合監督は、投手だけは非常に気を使い、最大限に投げやすい環境づくりに繊細な気配りを行っていたと思います。
谷繁捕手も、デニーコーチも、投手が最高の気分でマウンドに立てるような環境作りに最大限の努力を払っていただきたいと思ってしまいました。
この辺りが四球病の原因かなと思いますが、他にも多くの要因が複雑にからみあっているような感じがします。
被安打数がセ・リーグで最も少ないドラゴンズが、防御率2位のドラゴンズが、なぜ競り負ける試合を多く作り、ペナントレースでBクラスの4位に沈んでしまったのか、その原因が四球にありそうですので、谷繁監督と森繁ヘッドコーチは大いに反省しつつ、その原因を徹底的に追究して解明し、その病巣を徹底的に除去してもらうように、強く要求したいところです。
なお、これらのデータはNPBのサイトのものを使っています。
http://bis.npb.or.jp/2014/stats/tmp_c.htmlhttp://bis.npb.or.jp/2014/stats/tmf_c.html
ドラゴンズファンの皆さんも、この真実の数字をよく見て記憶しておき、中日スポーツの三流記者や、中日新聞の三流記者や、中日三流OB解説者モドキ達の大嘘にだまされないようにしましょう。
その他にも、まだまだ谷繁竜をとりまく分析で思うところはたくさんあるのですが、



とりあえずここで一区切り、次回に続きます。
このブログの管理人がもっとも危惧しているのは、北谷の厳しい練習の成果が、キチンとドラゴンズの守りの数字に成果として出ているのに、この北谷の練習すら完全否定するヤカラが現れるのではないかという点です。

ドラゴンズをとりまくマスゴミや、知能指数の低い観念的中日三流OBと中日新聞社の三流記者の妄言が、ドラゴンズの現場の選手に悪影響を与えないようにするためにも、1ドラゴンズファンとして、あくまでも事実と真実の数字で、谷繁竜の真実を追い続けていきたいと思います。
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テーマ : 中日ドラゴンズ
ジャンル : スポーツ